空気が乾燥し気温が低くなるこれからの季節、乳幼児はインフルエンザやRSウィルス感染症に気を付けること、その他合併症につながる注意する病気に「溶連菌」という細菌による感染症もあります。
・溶連菌感染症とは
溶血性連鎖球菌といって主にのどに感染して咽頭炎や扁桃炎といったのどの病気や小さな赤い発疹を伴うしょうこう熱を引き起こします。
・症状は
1.発熱(38°~39°)、のどのハレや痛み、嘔吐など
2.手足などにかゆみを伴う小さな赤い発疹が出たり、手足の皮膚がむけたりします。
・感染ルートと予防法
くしゃみ、咳等の飛沫を吸い込むことにより感染します。
マスクや手洗い、うがいの他にみんなが触るドアノブ、おもちゃ等の消毒の対策が必要です。
・溶連菌感染症は家庭内で広がることも多く、特に症状の出はじめの急性期に兄弟間での感染率は25%という報告もあります。